金属屋根の種類は?メリット・デメリットをご紹介 【延岡市地域密着の屋根リフォーム専門店 延岡瓦工業】
2022.09.17 (Sat) 更新
こんにちは。
宮崎県延岡市の屋根・外壁専門の延岡瓦工業です。
台風14号が列島縦断コースになってきましたね。施工中の現場の屋根養生でてんてこまいです。
さて、前回の薄型スレートに続きまして今回は金属屋根についてご紹介します。
③金属屋根(ガルバリウム鋼板)
特徴:ガルバリウムという合金でメッキ(被覆)された鉄のことです。
簡単に言うと鉄をガルバリウムで保護している材料で、正式には「55%アルミ・亜鉛合金メッキ鋼板」。耐震性、耐久性、コストのバランスが最も取れている屋根材です。
通称「ガルバ」とも言われていて、どちらかと言えば外壁材として人気のある材料です。
耐久性:25年~35年(塩害地域 15年~25年)
<メリット>
・耐久性に優れている
・耐火性に優れている
・カラーバリエーションが豊富
・瓦よりも軽量なので耐震性に優れている
・一般のトタンに比べ防錆性がある
<デメリット>
・衝撃に弱く、凹みやすい
・熱が伝わりやすく、特に夏場は暑く熱くなるため、しっかりした屋根断熱工事が必要になる
・人の重さや、台風や災害、積雪でも割れてしまう可能性がある
・他の屋根材と比べ厚みが薄いので遮音性が弱い
・断熱や遮音対策工事をすると全体の費用が高くなる
<メンテナンス>
・屋根塗装(約10年~15年サイクル)
・葺き替え(塗装していなければ、約30年サイクル)
次回はアスファルトシングルを紹介します。
みなさん。台風には十分気を付けてくださいね。